あらすじ

真輝は順調に役者としての仕事が軌道に乗っていた。そんな仕事の帰り道、雷鳴の鳴り響くのを聞く。真輝は、同じような天候だった15年前の出来事を思い出していた。お使いで道に迷ったこと、上級生に絡まれたこと――。そしていつだって諒吾が真輝を助けてくれたことも思い出し……?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第1話】
真輝と諒吾は顔がそっくりのいとこ同士。しかし性格は正反対で、真輝は最近人気が出始めた舞台俳優。一方諒吾はゲームやアニメ、Vチューバ―が大好きな、どちらかというと陰キャ大学生。そんな二人はなんとセックスする仲なのだが、それは真輝が諒吾の「顔が好き」と言い募り、諒吾は流される形で真輝に抱かれる関係であるのだった。しかし顔がそっくりということで色々なトラブルが起きる。真輝に間違われて、諒吾は真輝のアンチに嫌がらせを受けて……!?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第2話】
真輝がなぜ自分とHをするのかわからない諒悟。唯一“顔が好き”という理由からだけなのはわかるのだが、なぜかもやもやするのだった。そんな中、真輝の後輩の彗月という子が、真輝とスマホでメッセージのやりとりをしているのを見かけてしまう。しかも「大好き」という言葉があって――!?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第3話】
真輝の諒吾への愛情表現は相変わらずだったが、どこかまだ真輝の感情を信じきれない諒吾だった。そんな中、諒吾の高校時代からの友達で美容師の修介と家で頻繁に遊ぶように。一方の真輝は舞台中で、自分より修介が家にいるのではないかと思い、心がかき乱される。それが影響してか、舞台でミスを連発してしまい……。恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第4話】
諒吾が唯一の親友である修介と頻繁に家で遊ぶようになってからというものの、真輝は仕事に不調をきたすほど心煩わせるように。そんなある日、諒吾が美容師の修介に髪の毛を触らせたことを発端に、ついにけんかをしてしまう。嫉妬を露わにする真輝に、諒吾は“顔だけすきなくせに”と真輝の気持ちを否定する。しかも関係が悪化したまま、真輝は大阪公演へ向かうことになり……。恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第5話】
真輝は順調に役者としての仕事が軌道に乗っていた。そんな仕事の帰り道、雷鳴の鳴り響くのを聞く。真輝は、同じような天候だった15年前の出来事を思い出していた。お使いで道に迷ったこと、上級生に絡まれたこと――。そしていつだって諒吾が真輝を助けてくれたことも思い出し……?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー!!
同じ顔のいとこは俺の顔が好き【第6話】
真輝は小さい頃に比べて暗くなってしまった諒吾の自信をつけさせるために、そっくりの自分がモデルや役者をすることで目立つことにした。そして諒吾に格好いいと思われて、あわよくば好きだと言われたいと考えていた。高校生の時、諒吾が“マスクライダー”が好きだと知った真輝は、役者ができる事務所の面接に挑んでいたが、なかなか手ごたえを感じられずにいた。そんな中でも諒吾は励ましの言葉をかけ、小さな頃と同様に真輝を助けてくれた。真輝はいつだって救ってくれる諒吾に対しての気持ちを抑えられなくなり……!?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー、ついに完結!
メンズ地下アイドルは過酷すぎる

メンズ地下アイドルは過酷すぎる

佐久間蘭丸は、「蘭」という名義で活動している地下アイドル。まわりが次々と辞めていく中、自分を見出し励ましてくれる担当マネージャー「ぽまちゃん」の言葉を信じ、歌にダンスに努力を続ける日々――。しかし、ある日のスチール撮影で一人だけどうしても良い表情が出せず、落ち込む蘭丸。ぽまちゃんの提案で、緊張をほぐしてもらうことになったけれど…!?■収録内容・「メンズ地下アイドルは過酷すぎる」第1話~第5話…『BL☆美少年ブック』レーベルより電子書籍として配信したものを加筆修正・「ぽまちゃんのバカ」8P…描きおろし・本体表紙2P「キャラクター紹介」…描きおろし・電子限定特典4P…描きおろし
【単話】メンズ地下アイドルは過酷すぎる

【単話】メンズ地下アイドルは過酷すぎる

地下アイドルユニットを組んで活動する蘭丸。事務所の仲間たちは次々と辞めていくが、自分を見出し「君はアイドルに向いている」と言ってくれたマネージャーの誉の言葉を信じ努力を続ける。しかし、実は誉が蘭丸に声をかけたのは「カモ」として見ていたからで――。「セクシーな表情なんてわかんないよ!」「だったら俺が、女の気分味わわせてやるよ」カモネギ地下アイドルとマネージャーの官能的なレッスンが始まる。