真輝は小さい頃に比べて暗くなってしまった諒吾の自信をつけさせるために、そっくりの自分がモデルや役者をすることで目立つことにした。そして諒吾に格好いいと思われて、あわよくば好きだと言われたいと考えていた。高校生の時、諒吾が“マスクライダー”が好きだと知った真輝は、役者ができる事務所の面接に挑んでいたが、なかなか手ごたえを感じられずにいた。そんな中でも諒吾は励ましの言葉をかけ、小さな頃と同様に真輝を助けてくれた。真輝はいつだって救ってくれる諒吾に対しての気持ちを抑えられなくなり……!?恋人でもない友達でもない、もどかしい“いとこ”関係のBLストーリー、ついに完結!