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僕らはみんな、おんなじで、僕らはみんな、違うんだ。「僕の名前はブロ。ダウン症で、ガールフレンドがいて、友だちもたくさんいてお気に入りのレコードもあるんだ。ダウン症のいやなところはね、生まれた日にパパとママがちょっぴり悲しそうな顔をすること……。……。で。いいところはね、その次の日からはパパもママももう絶対に悲しくならないこと。」――本文よりダウン症の子どもたちのほのぼのとした日常をユーモアあふれるタッチで描いて話題のスペインのコミックエッセイが、アメリカ、韓国に続いて日本にも上陸!音楽が大好きでお気に入りのレコードといつも一緒のブロ、ブロのガールフレンドでやさしくてかわいいビビ、おしゃべりでおしゃまなルス、大きな体で食べることが大好きなのんびりやのミゲローテ、恥ずかしがり屋でおとなしいベンハミン。『ダウンタウン』に登場する5人の子どもたちはすべてダウン症という設定で、彼らの目から見た「世界」がそこには映し出されています。そこで彼らは、いろいろなエピソードを通して、私たちを笑わせ、驚かせ、考えさせ、感動させてくれます。世の中にいろんな人がいるように、ダウン症も「ひとつの個性」として、「人はみな同じで、そして違っている。だからいいんだ」という本書のテーマは、あらゆる人を元気づけてくれるものです。気軽に読めて、あたたかい気持ちになり、そしてたくさんの気づきがもらえる、ちょっぴり「特別」な天使たちの楽しい日々を、どうぞごらんください。