あらすじ「神と物の怪、仄暗くも優しい日々の物語」 これは昔々―― ではなく最近のお話。ミツカド山の廃村で暮らしているのは、なぜか人の姿をした神様たち。人の姿になってしまった神様たちは、お腹もすけば眠くもなる。そうした、日々ミツカド山で起きている不思議を解くカギが自らの記憶の中にあるのではないかと考える大石の神・イシは自分の依代を訪ねてみることに…… 「忘れられたことは、なかったことになってしまうのか」をテーマに紡がれる不思議日常譚、第2巻。