鑑真 戒律を伝えた僧

鑑真 戒律を伝えた僧

日本からの留学僧、栄叡と普照は授戒の師を求めて唐に渡り、唐の高僧、授戒の大師と仰がれる鑑真和尚に出会い、日本への渡航を要請した。留学僧の命がけの招請に、鑑真和尚は日本へ渡ることを決意する。だが、唐の役人たちの反対にあって数度の渡航計画は失敗に終わった。初志を貫き、ついに密航を企てた鑑真は、決意を新たに渡日に命をかけた。この鑑真の熱き思いは日本仏教の柱として今もなお残されている。
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インドの聖地

インドの聖地

インドへ行けば、おシャカさまにお会いできる。取材のため「インド仏蹟巡拝の旅」のツアーに参加した漫画家、巴里夫。カルカッタの喧騒、時刻表などあてにならない「インド時間」に、インドの「洗礼」を受けつつ、四大聖地・ラージギルを中心に仏蹟を巡拝。朽ちかけた遺蹟と仏像。そしてそこに住むインドの人びとの信仰の姿にふれ、二千五百年の時を越え、この地を歩いたおシャカさまの姿、帰依した人びとの信仰が眼前によみがえってくる…。
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観音さまの霊場

観音さまの霊場

老人会の人々と西国観音霊場を巡る理恵。ここはかつて、健一とお見合いをした地であった。しかし、健一は断られることに臆病になり自ら縁談を断ってしまう。月日は流れ、清水寺で再会するふたり。ふたりは観音さまの慈悲の心、尊い姿に触れ、あるがままに生きることの大切さを学んでいくのだった。
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敦煌物語 : 仏教を伝えた人と道

敦煌物語 : 仏教を伝えた人と道

シルクロードの都・中国敦煌に取材旅行に出かけた漫画家の氷室と編集者の水島。月牙泉のラクダ乗りで砂漠の醍醐味を満喫したふたりは、旅の最大の目的地、莫高窟へ。絶壁のアトリエ・莫高窟は、南北約1.8キロにわたって、492もの窟が並び、2500体におよぶ仏像が納められている。莫高窟の代表的な仏像・壁画を紹介しつつ、歴史や文化、仏教とのかかわりを解説。現地の事情や人々の生活も織り込みながら、恋あり、笑いありの楽しい敦煌ガイドブック。
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シルクロード物語

シルクロード物語

父親とともに、シルクロード展に行ったゼンとチコ。ふたりはそこでなぞの外人カバブに出会う。表向きは宝石商を営みながら実は人知れず眠る財宝のありかを探すカバブであった。阿弥陀仏の極楽世界を描いた絵の中に財宝のありかを示した地図がある――。その秘密を訪ねて、ゼンとチコは魔法を使うカバブといっしょに空飛ぶジュータンに乗ってシルクロードを旅する。
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バンデット

バンデット

鎌倉時代末期。商人にこき使われる奴隷身分の下人・石は、ひょんなことから武士にとらわれた謎の男・猿と出会う。協力し合ってなんとか自由を手に入れた二人。しかし、猿の口から出たのは、信じがたい言葉だった。「これから、700対2の戦を始める」太平の眠りをぶち破る驚天動地の歴史活劇が開幕!
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うらたろう

うらたろう

時は戦国! 武士の始まり、二大勢力『平氏』と『源氏』激突! 源平合戦。『平氏』が『源氏』に逆転大勝利したパラレル鎌倉時代! 舞台は、現在より夜が暗く…妖魔蔓延る日本列島! 不治の病(?)に侵された少女は「不死」を求める旅に出る。出会ったのは…800年以上、生き過ぎて「死にたい」と願う不死身の男。「生きたい!」と願い「死にたい!」と願う。対照的で似た者同士。そんな二人は生・逝きる為、供に旅立つ!!? 超鬼才・中山敦支が贈る「一生懸命生きて逝きたい」不死身と不治身のデス・ロードッ!
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ケダマメ

ケダマメ

AD:1246、鎌倉時代。混沌より現れし正体不明の男=ケダマメと、彼の前にたちはだかる異形たち―――― 血の匂いと巨大な謎が支配する、「かつてない物語」を目撃せよ。
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歎異抄

歎異抄

師・親鸞の教えを聞き書きし『歎異抄』をまとめた唯円。末法思想に包まれた千二百年代の日本を、ただただ阿弥陀の言葉を伝えるために、縦横無尽に巡る元気坊主・唯円の活躍を楽しみつつ、親鸞の有名な言葉「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の深い深い意味に、あらためて耳を傾けよう!
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マンガでわかる 天才仏師!運慶

マンガでわかる 天才仏師!運慶

日本で最も有名な仏師・運慶について、漫画で楽しくライトに知ろう! 運慶ってどんな人? どこがすごいの? など、素朴な疑問のヒントがちりばめられた1冊です。平安時代から鎌倉時代にかけて、運慶が活躍した動乱の時代背景から、運慶やそのまわりの人たちの活躍、いまに残る運慶作品の鑑賞ポイントまでマンガを読み進めるうちに、謎多き運慶の生涯を感じることができます。天才仏師・運慶を知れば、仏像鑑賞がもっと楽しくなります。 ※この電子書籍は2017年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
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四条金吾

四条金吾

北条氏による執権政治が全盛期を迎えた頃の鎌倉は、幕府内部の権力闘争による政治面の不安定や全国の天変地夭(てんぺんちよう)、飢饉疫病(ききんえきびょう)の発生などにより、民衆の心の深層部には暗く沈んだ霧が漂っていた。そうした民衆の心と呼応するかのように、京の公家仏教(旧仏教)に対して新仏教が芽吹き、社会のあらゆる面に根深く浸透していた。なかでも“南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)”を布教していた日蓮(にちれん)は、天下の大仏法を敵にまわし幕府から警戒される存在となる。病に倒れた北条親時(ほうじょう・ちかとき)に医術を施した四条金吾(しじょう・きんご)は、木漏れ日の中、謎の僧と出会い……。日蓮に帰依し、鎌倉における信徒の中心となっていった四条金吾の半生を漫画化。
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鑑真 戒律を伝えた僧

鑑真 戒律を伝えた僧

日本からの留学僧、栄叡と普照は授戒の師を求めて唐に渡り、唐の高僧、授戒の大師と仰がれる鑑真和尚に出会い、日本への渡航を要請した。留学僧の命がけの招請に、鑑真和尚は日本へ渡ることを決意する。だが、唐の役人たちの反対にあって数度の渡航計画は失敗に終わった。初志を貫き、ついに密航を企てた鑑真は、決意を新たに渡日に命をかけた。この鑑真の熱き思いは日本仏教の柱として今もなお残されている。
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インドの聖地

インドの聖地

インドへ行けば、おシャカさまにお会いできる。取材のため「インド仏蹟巡拝の旅」のツアーに参加した漫画家、巴里夫。カルカッタの喧騒、時刻表などあてにならない「インド時間」に、インドの「洗礼」を受けつつ、四大聖地・ラージギルを中心に仏蹟を巡拝。朽ちかけた遺蹟と仏像。そしてそこに住むインドの人びとの信仰の姿にふれ、二千五百年の時を越え、この地を歩いたおシャカさまの姿、帰依した人びとの信仰が眼前によみがえってくる…。
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観音さまの霊場

観音さまの霊場

老人会の人々と西国観音霊場を巡る理恵。ここはかつて、健一とお見合いをした地であった。しかし、健一は断られることに臆病になり自ら縁談を断ってしまう。月日は流れ、清水寺で再会するふたり。ふたりは観音さまの慈悲の心、尊い姿に触れ、あるがままに生きることの大切さを学んでいくのだった。
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敦煌物語 : 仏教を伝えた人と道

敦煌物語 : 仏教を伝えた人と道

シルクロードの都・中国敦煌に取材旅行に出かけた漫画家の氷室と編集者の水島。月牙泉のラクダ乗りで砂漠の醍醐味を満喫したふたりは、旅の最大の目的地、莫高窟へ。絶壁のアトリエ・莫高窟は、南北約1.8キロにわたって、492もの窟が並び、2500体におよぶ仏像が納められている。莫高窟の代表的な仏像・壁画を紹介しつつ、歴史や文化、仏教とのかかわりを解説。現地の事情や人々の生活も織り込みながら、恋あり、笑いありの楽しい敦煌ガイドブック。
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シルクロード物語

シルクロード物語

父親とともに、シルクロード展に行ったゼンとチコ。ふたりはそこでなぞの外人カバブに出会う。表向きは宝石商を営みながら実は人知れず眠る財宝のありかを探すカバブであった。阿弥陀仏の極楽世界を描いた絵の中に財宝のありかを示した地図がある――。その秘密を訪ねて、ゼンとチコは魔法を使うカバブといっしょに空飛ぶジュータンに乗ってシルクロードを旅する。
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道元の生涯

道元の生涯

建暦2年(1212)春。13歳の道元はある夜、天台僧である叔父・良観法眼を訪ね、出家を願う。それは亡き母の願いでもあった。しかし、比叡山での修行に疑問を感じた道元は、二年で下山、「禅」に真の仏道を見出していく――。真の師を探し求め、入宋した道元は運命の人・如浄禅師との出会いによって大悟の瞬間を迎えるのであった――。『正法眼蔵』を著し、「ひたすら坐禅すること(只管打坐)」を貫いた日本曹洞宗の祖・道元の生涯をたどる。
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道元の世界 : 仏教に生きた人たち

道元の世界 : 仏教に生きた人たち

政治家の血を受けた道元は、それを否定して仏門に入った。しかし目標を設定して、そのために手段を講ずるという政治的発想に縛られ、「本来人に仏性があるならば、なぜ修行をせねばならないのか」という疑問に突き当たる。解決を求めて修行遍歴を重ね、ついには中国(宋)で如浄に出会い、解決-。道元思想のなかでもとくに重要なキーワード「修証一等」を、舞台を現代に置きかえ、悩める青年の姿を通して解説。
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親鸞の生涯

親鸞の生涯

従来の仏教に懐疑の念を抱いた親鸞は、比叡山を下り、法然の門に身を投じた。が、やがて念仏弾圧の嵐が吹き荒れ、親鸞は越後へと流罪になった。以後、僧でもなければ俗でもないと「非僧非俗」を掲げ、親鸞は念仏者として独自の道を歩みはじめる。当時、破戒とされた妻帯を犯し、子をもうけ、生涯、大寺を建立することもなく、ただひたすら万人が救われる道を求めて激動の時代を念仏に生きた親鸞の生涯と信仰の軌跡を感動的に描く。
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