アイマスクに手錠。ベッドの上で拘束された私のナカに、彼のごつい指先が、ゆっくりと入ってくる…。これは、私と彼の交わした「恋人契約」の物語――。亡き父の後を継いで、小さな中華料理店で働く環。そこにやってきた上品なスーツの彼は、常連客の神宮寺。神宮寺のことが気になっていた環だが、自分とは住む世界がちがうと、どこか諦めた気持でいた。ある日、店の移転費用が足りず、途方に暮れていた環は、銀行の前で神宮寺と遭遇! 実は彼は銀行の支店長だった! 相談にのってくれた神宮寺は、なんと個人的にお金をだすといいだして…!? 断る環に、彼がだしてきた条件は、期間限定の恋人契約!?