コミックボーダー初登場の新鋭による悶絶リーマン妄想コメディ!
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
コミカルだけどさ、コメディだけどさ、外山のことを笑える人間がこの世界にどれくらいいるんだろう? 充分じゃんとも思う。贅沢だろとも思う。愚かだしダサいとも思う。 いい大学出て実家もそこそこ裕福で真面目に仕事できてるなんて悩む必要ないじゃんと思うのに、このレベルの人がこんなに悩んでるなんて…。 下を見ても上を見てもキリがないのがこの世界なんだなあ。 悩んだり妬んだりするから人は努力できるのかもしれない。自分なんてと思うから人は理性を保って生きているのかもしれない。 外山を見て馬鹿だなあと素直に笑える人生を歩んでみたかった。でもそんな人いないよね?