あらすじ

仕手戦に勝利した美山は30億円もの不良債権を無事回収し、再び出世街道へ舞い戻った――。 しかし、機会を伺っていた宇野が遂に新崎に接触。二人は美山に揺さぶりを掛けるものの、新崎は美山の工作により地方へ左遷されてしまう。 果たして美山はこのまま時効を迎え完全犯罪で逃げ切れるのか…? 現代版「罪と罰」最終章。
聖なる者へ 1巻

海誓銀行に勤める主人公・美山京介は支店対抗の預金獲得レースで優秀な成績を収め、本店本部でのエリートコースを勝ち取りたいと奮起し、同期で恋敵でもある新崎と争っていた。 しかし、そんな彼は14歳の夏、人を殺めていた――。 「罪を犯した人間でも更生できる」のか…? 銀行を舞台に描く、たかもちげん意欲作。

聖なる者へ 2巻

美山は交通事故で瀕死となった須藤優を奇跡的に救う。これが新崎を一か八かの賭けに出させる。 一方、会社から切り捨てられることとなった美山は、新崎が脅迫に使った案件を自分が解決すると宣言。 1か月で結果を出せなければクビ…それを条件に美山は仕手戦に挑む。 そんな中、老刑事・宇野の直感は美山が14年前に起きた殺人事件の犯人だと見抜き、捜査を始めるのであった。

聖なる者へ 3巻

仕手戦に勝利した美山は30億円もの不良債権を無事回収し、再び出世街道へ舞い戻った――。 しかし、機会を伺っていた宇野が遂に新崎に接触。二人は美山に揺さぶりを掛けるものの、新崎は美山の工作により地方へ左遷されてしまう。 果たして美山はこのまま時効を迎え完全犯罪で逃げ切れるのか…? 現代版「罪と罰」最終章。