あらすじ吸血鬼の末弟と人の子の、忌まわしくも淫らなる愛の物語――。「この女の血を吸うか、朽ちていくか、選べ。朔。」と、吸血鬼一族・月ノ宮家の長男・宵威は末弟・朔に迫る。絶体絶命のピンチの中、宵威に捕まっていたあさなは、自らが吸血鬼に血を吸われて自我を失った存在「しもべ」になったフリをして、朔に血を吸われたと宵威・紫暮に信じ込ませる。危機を脱したあさなは、重傷を負った朔に、自らの「体液」で治癒しようと試みる――!!