人類の突然変異種「獣人(ライカーン)」の存在が証明されて30年。人智を超える身体能力を持つ獣たちは、世界各地で人類との衝突を繰り返していた。獣人を狩る「猟獣会」の一員・宮本尊(みやもとたける)は、獣人に狙われているという少女の護衛任務につくことになるが…
獣人に襲われた少女「澪(みお)」を助けた謎の男「聖(ひじり)」もまた獣人だった。一方の尊(たける)は正式に澪の身辺警護人になるため、澪を被検体として扱うキリシマ製薬に向かう。
再び獣人に襲われたキリシマ製薬。その獣人達を殲滅した聖(ひじり)は、周辺警護に駆り出された警視庁・対獣特務課(SOL)と激突する。尊(たける)はなんとか聖をその場から逃がそうとするが…
澪(みお)を守ろうとする獣人・聖(ひじり)をめぐって対立する尊(たける)達と対獣特務課(SOL)。そんな中、キリシマ製薬に不審死した男の遺体が運び込まれる。それは澪の持つウイルスが外部へ流出した可能性を示していた…
謎の獣人「聖(ひじり)」の素性が明らかになり、彼を猟獣会(マタギ)の管理下に置くべく奔走する尊(たける)。その頃キリシマ製薬の敷地内では、対獣人特務課(SOL)が再び獣人の襲撃を受けていた。
猟獣会の管理下となった謎の獣人「聖(ひじり)」。尊(たける)は総帥である兄の透から聖と行動を共にするよう命じられる。聖がなぜウィルス宿主の少女「澪(みお)」を守るのか、その理由を明らかにしようとする尊だったが…