あらすじとある本丸に夏が到来する頃、審神者から伝令が言い渡される。それは“3日間の休暇”! 審神者の粋なはからいに喜ぶ刀剣男士たちは、お返しに休暇を過ごすみんなの姿を集めたアルバムを作ることに! そんな中、ひとり浮かぬ顔の長曽祢虎徹。彼は源清麿と出会ってから、己の在り方に悩んでおり…!? 一方、みんなの休暇を見て回っていた大和守安定は、髭切から一緒に鬼退治をやらないかと誘われ…!? はじめての夏休み、忘れられない光景が心に刻まれてゆく――。
最後の長義のあの苛立ちはなんだろう。安定に叱られて本当は「けなすつもりで言ったんじゃないよ」と言いたかったのではないだろうか。だがかえって言い訳臭くなるのが嫌で火に油を注ぐような虚勢を張ってしまった。そして自ら本丸と距離を感じてしまったことに不快感を感じたのだろうか。