あらすじある日、審神者が突然倒れてしまった――。心配する刀剣男士たちをよそに、一向に目を覚まさない審神者。さらには時空転移装置が動かなくなり、遠征に出ていた三部隊はそれぞれの時代で過ごすことを余儀なくされる。刀剣男士たちが困惑する中、加州清光は相棒である大和守安定と審神者の“夢”の世界へと出陣することに! とある本丸最大の危機に、刀剣男士たちが挑む! 三部作「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」堂々の完結巻!!
最後の長義のあの苛立ちはなんだろう。安定に叱られて本当は「けなすつもりで言ったんじゃないよ」と言いたかったのではないだろうか。だがかえって言い訳臭くなるのが嫌で火に油を注ぐような虚勢を張ってしまった。そして自ら本丸と距離を感じてしまったことに不快感を感じたのだろうか。