女子校生の玉守ちゃんは、ある日仲良しの男の子、晶くんのおうちに行くことに。不思議な間取りのその家は秘密とリスクが満載だった…!逆走不可ホラー読切!
怪獣男と揶揄され、居場所がない有馬恭平は『大怪獣ガニラ』を召喚し、憎きこの世界を破壊することを決めた。そんな有馬の目の前に現れたのは自らを『魔法少女リリカル・アカリ』と称する少女で―!?
脚本家の端くれの野田樹、25歳。自分の脚本に納得できないわ、先輩からも手厳しい意見をありがたく頂戴するわで最悪な気分な帰り道。人形が着るような綺麗で可愛い洋服を売るお婆さんに出会って…?
玉守ちゃんの独白という形で描かれているのがいい! 家が一方通行という奇妙さに加えて、晶くんの優しさと怖さが生々しく感じられる気がします。 ルールを破って痛い目にあうとか晶くんが豹変するとかだと展開が読めちゃうけど、意外性がありながら不自然じゃないストーリーが読みやすかったです。 玉守ちゃんが淡々と語っているからこそ恐怖がじわじわ迫ってきます。 全部詳らかにしないラストもこの作品には合っていると思います。面白かった!