失った魔女薬の材料を求めて秘境・群魔へやってきたリュシアンとレベッカ。秘境の温泉地で已織と名乗るリュシアンと同じ男の魔女と知り合い、自分たちを追う魔女狩りとは知らず交流を深めていく。已織の案内で魔女薬の材料を得るために踏み入れた森の中で、ついに“本物の魔女”と遭遇する。しかしその姿は、リュシアンの記憶にある優しい魔女達とは似ても似つかぬ異形の存在だった──。目の前にいるのが真実の魔女なのか? 自分の記憶は正しいものなのか?外界に閉ざされた魔女の村で研鑽されていた“魔術”とはなんだったのか?“魔女の無実”から“魔女の真実”へと意識が向いた時、魔女リュシアン本当の証明がはじまる──!!!