これが、あの日始まった運命の恋の真実。ついに豊臣の財宝に辿り着いた御影たちの前に、再び内藤が現れる。内藤から、以前船が座礁した際、嵐をおさめるための「生けにえ」として妹を殺したと知らされ、御影は激高する。怒りと復讐心から、内藤に斬りかかる御影。そして死闘の末、内藤は崩れゆく洞窟に巻き込まれ、その姿を消した。――全てが終わった。しかし、仇を取っても何も変わらず、何一つ戻らない現実に御影は絶望する。榊は御影に「俺がいる」と伝えるが―――。運命の恋と宿命の真実を描く昔々の物語、堂々の最終巻。内藤数馬の過去を描いた『眠る蜉蝣』&描き下ろしも収録!
個人的な意見。 中村春菊さんの作品は、当初から読ませて頂いてるんですけど今回は、ちょっと期待外れだったかも。今どき令和の時代で大正時代を描いてましてもストーリーが極端すぎてるような気がする。 他の作品を見て比べてるのかもしれないけど、この時代にあった作品を手掛けたほうが売れる気がする。中村春菊さんの描くキャラたちは、どれも素直になれない子で素直になれないが全般で、ハイブリッドで描かれてる内容も大正時代あたりだけど、時代の流れを生み出していて印象的だった。ロマンスチカも作家の人にしか分からない内容やそこに含まれる恋愛や複雑が紛れてるなら主人公を成長させる展開がとても印象的だった。今回出た作品は、時代に対してどうこうは、思わないけど、、ストーリーがな、本当に極端過ぎる。まるで大正時代の中でしかない出来事。まだ1巻しか読んでないけど次の作品見てもストーリーが薄かったらしょんぼりするな。大正時代の物語を描くなとか思わないけどキャラクターは、同じような性格してるから今どきの恋愛に繋げた方が面白い気がする。