あらすじ

自分の本当の気持ちに気付き、成美への気持ちを真っ直ぐに伝えた翔。やっと気持ちの通じ合ったふたりはデートをすることになり――苦しみを乗り越えたふたりの思う幸せの形とは…!?心温まる最終話!
青恋シンドローム 1巻

幼少期からモデルの仕事に専念してきた咲間翔(さくまかける)は、学生時代に青春を謳歌できず、恋愛経験がない=童貞がコンプレックス。脱童貞を決意し、デリヘルの予約をするが、やって来たのは男性キャストの成美(なるみ)だった。思いもよらない同性との初体験。極度の緊張からか、成美が視界から消えてしまい翔はパニックに――。成美に促され病院を訪れた翔についた診断は、遅れてきた思春期病『青恋症候群(アオコイシンドローム)』だった。治療方法は「自分の望みを叶えること」。ショックを受ける翔に成美は治療への協力を快く引き受けてくれたが―!?

青恋シンドローム 2巻

成美にネコ側を迫られ、「女の子の気持ちを知るのも大事」とあくまで治療のためだと理由をつけて行為をすることにした翔。経験のない翔を気遣った成美は、行為に慣れるようにとスキンシップを提案する。優しくも濃厚に触れ合い、プレイ後も『青恋症候群』の症状が落ち着くまでケアをしてくれる成美に翔は次第に安心感を覚えていく。ある日、翔が通っているジムへ行くとそこでインストラクターをしているという成美と出くわし、一緒にトレーニングをすることに―。いつでも優しく対応してくれる、成美のことばかり考えるようになってしまった翔は、それは病気の症状だと思い悩むが―…!?

青恋シンドローム 3巻

自分自身の『青恋症候群』で恋人を傷つけた過去のある成美。抱くたびに心を開いてくれる翔に惹かれながらも、彼を放っておけないのは、ただの同情心ではないかと戸惑っていた。一方、『青恋』の症状が悪化していく翔は、原因となる人物と1か月間会わないよう医師に診断され、成美と会えない日々に寂しさを募らせていく。そんな中、翔に『青恋』の新たな症状があらわれて――!?

青恋シンドローム 4巻

『青恋』の症状のせいで仕事ができなくなってしまった翔。自宅療養中も成美のことばかり考えてしまい会えない日々にもどかしさを感じていた。こんな気持ちになるのも『青恋』のせいなのか…?治療のため始まったふたりの関係は少しづつ変わっていって――!?

青恋シンドローム 5巻

ついに成美へ気持ちを伝えた翔だが、これが青恋の症状なのか自分の本心なのか分からず苦しんでいた。答えが出るまで待っていて欲しいと伝え、成美も優しく承諾する。元通りの生活に戻って自分と向き合った後、翔が見つけた答えとは…!? ふたりの気持ちが動く第5話!

青恋シンドローム 6巻

自分の本当の気持ちに気付き、成美への気持ちを真っ直ぐに伝えた翔。やっと気持ちの通じ合ったふたりはデートをすることになり――苦しみを乗り越えたふたりの思う幸せの形とは…!?心温まる最終話!