生類憐みの令が出された元禄の頃。上方から、よろずや喜八と名乗る男が流れてきた。素性は不明だが、町人たちが手を焼く野犬の群れを手なずけて、一躍人気者に。そんな喜八のもとには、さまざまな相談が寄せられる。やがて、悪代官や荒くれ侍をぶちのめすように……!?
「犬の親分」ことよろずや喜八が、江戸で起こる数々の難事件を、時に機転で、時に剛腕で解決!! 悪い奴はぶっ飛ばす痛快時代劇!!