あらすじ「人間の身体がこれほど美しいとは……。おまえは俺だけのもの――」。淫らな手つきで肌に触れ、蕩けるような声で囁く。傲岸不遜にして、黄金のように美しき太陽神イスファーン。花嫁として身も心も捧げることを誓った姫巫女シュエラ。人間に裏切られ、孤独に囚われていた神は、ひとりの姫巫女によって人を愛する事を知った――。人気の少女小説家が放つ、乙女のための新・恋愛神話。