父が消息不明!私はマンガを描き始め、運命の人と出会った!?大ベストセラー『透明なゆりかご』著者の、自伝コミック。私が大好きだった祖母が亡くなり、父は憔悴。命より大事だった店を閉じ、ぷっつりと消息を絶った。看護師を辞め名古屋で風俗嬢を始めた私は待ち時間にマンガを描き始めた。弟はある日、突然、電話してきて浮浪者然とした姿で現れ「金を貸してくれ」と言い、依然ホモ社長の影に怯えていた。母は私のマンション購入計画に入れあげせっかく買ったマンションの内部をピンク一色にしてしまった……。富山県魚津市の駅前の小さな中華料理店一家が、バラバラになりながらも辛うじて家族としてつながっている怒濤の実話ストーリー。待望の第5巻。
NHKドラマ化、大ベストセラー中の『透明なゆりかご』の沖田×華は、こうして漫画家になった! 沖田×華の、まんが道!! そして離散した家族の現在は? 失踪した父の行方は!? 怒濤・感動の大団円。10年にわたって続いた自伝エッセイ漫画、遂に完結。私は、なにをするか決められないまま、なんとなく東京に出てきて、漫画家・桜壱バーゲン氏のアシスタント見習いになり、桜壱さんの紹介で出版社を紹介してもらうが、なかなか漫画は仕事にはならない。画力もないため、漫画の道は険しかった。弟に長男が生まれ、まっとうな家族をつくり始める。母は相変わらず買ってやったマンションに住もうとしない。父の消息はたまに人づてに聞いたが、もう17年間、会っていなかった…。離散した家族は、父以外、辛うじてつながっていたが、それぞれが新しい家族関係を模索し始めていた。そして突然、嵐のように巻き起こった感動の結末!