あらすじ桃太郎の子孫・すももと同居することで、うじうじした自分を変え、立派な鬼を目指す鬼ヶ島の鬼の子孫・甘露。他人を惑わせ全てを貢がせてしまう鬼の眼、そして自分自身の存在すらを嫌悪していたが、すももや他の人々と関わり、少しずつ前向きになれてきていた。しかし、過去の呪縛が平和な日々を脅かしてきて…。気弱イケメン鬼×幼女桃太郎の同居コメディ完結!!
主人公の九甘露(いちじく かんろ)という男はかつて桃太郎に討伐された鬼の子孫であり、目が合った人間を惑わしてしまう鬼の力を受け継いでしまっていたために屋敷に引きこもる生活を余儀なくされていました。 そんな彼の前に現れたのが「鬼と友達になりたい」というすももと名乗る少女。 実は彼女は桃太郎の子孫でその血筋の影響からか甘露の鬼の力が効かない様子でした。 この作品はそんな出会いから始まり、鬼の力のせいで自分には何もできないと卑屈に生きてきた甘露と彼に対して無邪気に接するすもも、2人が同居生活を送ることとなり、少しずつ心を通わせていく様子を忙しくも微笑ましく描いてゆく作品です。 1巻応援