凪を殺す

なぎをころす
著者:幾田羊
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凪を殺す
凪を殺す
幾田羊
幾田羊
あらすじ
自分を見てくれない、母親と二人暮らしをする中村静(なかむらしずか)。 彼は咄嗟に沸いた激情に任せナイフを彼女に突きつけ、狂気に駆られ追い立てる。 しかし静が母親を傷つけようとした瞬間、 どこからともなく現れた青年、日野優太(ひのゆうた)にその手を止められる。 呆然と立ち尽くす静はいつの間にかそのペースにまんまとつられ、 何故か彼の“旅”へと同行することとなり…。 歪な二人の関係、旅の先には何が待っているのか――。
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