夢見たぬいぐるみデザイナーの仕事…でも現実は厳しく、1か月以内に製品化されなければリストラの危機!! 慌てて連絡した先はクライアントの動物園。担当の新見さんはぶっきらぼうで、持ち込んだアイデアにもダメ出しの嵐!「リアルな動物って少し怖い」と毒づく私に、新見さんの目の色がみるみる変わって…!?
リストラまで1か月! しかも動物園の経営もピンチ! “売り上げのテコ入れ”という商品企画の目的を聞かされ、やる気と焦りとが交錯するぬいぐるみデザイナー・古谷。「どんな生き物もそれぞれ必ず美点があるから プロの目で見つけてほしい」その新見さんの言葉を思い出し、実際の動物たちををしっかりと見つめ直すべく動物園へ! そこに新見さんが現れて!?
売れる商品をつくるためには、動物園とお客さんを理解することが大切――新見さんの言葉を受け、小学生向けの飼育員体験イベントに参加することに! 子どもの目線で触れ合う動物たちに、起死回生のヒントは見つかるのか…!?
新見さんがひときわ愛情を注ぐ動物が判明★そのぬいぐるみを形にするための資料を求めて、古谷は新見さんの家に押しかける!
新見さんのゴーサインも出て、いよいよ試作品の作成!…というタイミングで生地の仕入れ先が倒産して大ピンチ!ぬいぐるみに使える生地を求めひとり問屋街を回る古谷だったが、ついつい隣にはいない新見さんに相談事を話しかけてしまうありさまで…!?
紆余曲折を経つつ、ぬいぐるみの完成にこじつけた古谷。新見とも正式に付き合うことになり幸せいっぱいだが、ぬいぐるみが本当に売れるかどうかは別問題。お客さんの反応は!? そしてぬいぐるみのモデルでもあり、新見が愛情をもって世話してきたキャラメルちゃんの運命は!?