あらすじ
少しでも会話を避けたい二宮くんと、コミュ力強めの荻野目さん。ふたりきりの図書室は憂鬱な時間のはずだったのに、なぜか話が弾んでしまう。恋愛マスター(!?)秋★枝による、コミュ力格差恋愛、開幕――!!
少しでも会話を避けたい二宮くんと、コミュ力強めの荻野目さん。ふたりきりの図書室は憂鬱な時間のはずだったのに、なぜか話が弾んでしまう。恋愛マスター(!?)秋★枝による、コミュ力格差恋愛、開幕――!!
少しでも会話を避けたい二宮くんと、コミュ力強めの荻野目さん。ふたりきりの図書室は憂鬱な時間のはずだったのに、なぜか話が弾んでしまう。恋愛マスター(!?)秋★枝による、コミュ力格差恋愛、開幕――!!
『恋は光』など、独特な恋愛観が持ち味の秋★枝先生の最新作。 コミュ力高いギャル風な荻野目さんと、ちょっとコミュ障気味な二宮くんの、図書室で繰り広げられる会話劇。 図書室というほぼ誰もいない空間で、2人だけの特別な時間が描かれます。 端的にいってスゴイよかった~。 元々『恋は光』が好きだったのもあるけど、『隣のお姉さんが好き』とか『僕の心のヤバイやつ』とか、じわじわとすすむ2人の関係が好きな人だったらハマると思います。 なんでもない会話なんだけど、読みやすいテンポで、また誰もが一度はもった疑問だったりちょっと興味のあるテーマ(例えば心理学的なものやことわざ的なもの)だったりするからつい読んでしまう。 なんでもないようなことを独自の着眼点で面白く描けるのが、この作家さんの持ち味だな~と思う。 コミュ力モンスターの荻野目さんによって、会話が苦手な二宮くんもついついしゃべってしまい、それが楽しくなって、やがて特別な感情を持ち始める。 一方、荻野目さんは何を考えているのか、わからない感じ。 この2人の関係ずっと眺めてられますわ~。 個人的に2023年ベストコンビです。