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ある日、ある中学のクラスに独自通貨が導入された。"マドカ"と呼ばれるその通貨は、教室に貨幣経済をもたらし、貧富の差を生んだ。さえない一生徒だった赤根は、"マドカ"を集め、教室の中心人物に成り上がるが――。
高校で現代文の先生をしている通称・タナセンは教え子の女子生徒・海堀にラブレターの添削を頼まれる。自身の過去のトラウマから生徒の悩みには踏み込まないと考えるタナセンだったが…。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作！！ 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事！※ 強者と弱者という曖昧で理不尽なイジメに立ち向かえるように私も尽力したいと思った。 ・特に好きなところは？ 主人公赤根が最後にイジメていた鞠川をぶん殴ってスカッとしたところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言！ 新しい切り口で描かれていて、圓という通貨を使う事で、世の中の縮図が学校という世界観に落とし込まれていて考えさせられる作品。