最愛の妻を亡くした漫画家にできること。それは、描くこと。あのニョーボ、“よしえサン”との死別を明かし、ペンを置いていた愛妻マンガ家S、須賀原洋行。漫画という、自らが創りあげる世界の中にニョーボを生き返らせるため、尽きない想いを抱きしめながら、哀しみと対峙しながら、いまペンを握る! それは、ホホホなニョーボ、よしえサンと再び笑うため。至高のシリーズがいま始まる!!!!!!
ガンという病魔に冒された、ニョーボ“よしえサン”。治療方針をめぐって、いやそもそも“治療”するのかどうかも含めて、ご本人はもちろん夫であるダンナ、マンガ家・Sの心はちぢに乱れます。(ムスコたちには心配をかけまいと黙って…)だけど、この家族には愛と、笑いと、美味がありました! 慣れない闘病生活を、手料理、それに晩酌が支えます! そんな中を、病魔はひたひたと迫ってくるのですが…
しつこい癌、さしものニョーボ・よしえサンも 入退院を繰り返すが… ダンナの手料理に、ホホ笑みが咲き… 日本マンガ史に燦然と輝く仲良し夫婦の愛情讃歌!!
乳ガンから脳腫瘍へ… 在宅看護の闘病記!! 乳ガンから脳腫瘍へと転移した病魔。くりかえす発作… ダンナはついに在宅看護を決意する。愛と、食とで、たちむかう! そして… 闘病生活のはてに… “よしえサン”至高のシリーズ、天へ!!