もし織田信長が本能寺を生き延びたら…。誰もが考える歴史の“if”を壮大に描く。1~3巻がまとめて読める合本版。第1巻「信長 死せず!!」 本能寺の変で織田信長が死ななかったら、日本の歴史はどうなっていたであろう。中国大返しで明智光秀を討った羽柴秀吉(豊臣秀吉)は、清須会議で その後の方針を決め、天下布武へ大手を掛けた。その時、信長存命の一報が入る。慌てる秀吉、悩む家康。そして、日本の歴史は大きく変わり始めた。第2巻「疾風!!真田一族」 ついに織田信長から離反を決意した羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)は持てる全戦力を動員し、織田信長、徳川家康連合軍と近江高島の地で対峙する。数の上で勝る連合軍に対して、名軍師・黒田官兵衛の戦略が冴え渡る! 第3巻「信長と秀吉の子」 織田信長の四男・秀勝は、羽柴秀吉の養子に入り、名字を羽柴に改めていた。実父が信長、養父が秀吉という出自は、信長と秀吉が対立している状況では非常に難しい舵取りをしないと生きていけない環境だった。果たして、羽柴秀勝は、秀吉につくのか? それとも秀吉を裏切り、信長の下に出戻るのか? 真偽を確かめたいと思った名軍師・黒田官兵衛は、ある秘策を実行する。(原書:2000~2001年発行)
もし織田信長が本能寺を生き延びたら…。誰もが考える歴史の“if”を壮大に描く。4~5(最終巻)巻がまとめて読める合本版。第4巻「真田昌幸の決断」 織田信長と羽柴秀吉の合戦は痛みわけに終わり、戦いは小康状態に陥った。その頃、真田昌幸、幸村親子が守る信濃の小諸城、沼田城を、徳川家康、北条氏政の連合国が攻めようとする。ここを取られると各国の軍事バランスが変わる。大事な戦に圧倒的寡兵の真田軍はどう戦うのか? 第5巻(最終巻)「激闘!! 大坂の陣」 当時最強の防御力を誇る名城・大坂城に篭城する豊臣秀吉。それに対し、織田信長、徳川家康は無謀とも言える特攻を 敢行する。果たして、勝敗の行方は…!? 歴史は常に繰り返されるのか? それともと新たな覇者が誕生するのか? 壮大な歴史ファンタジーついに完結! (原書:2001~2002年発行)