あらすじ「え~、夜泣きは二八 二八の夜泣きそばぁ~ 二八で十六、十六娘 いまが食べごろ十六文」―――いつものように夜鷹たちに聞き込みをしていた才蔵は、妙に引っかかるような話を聞く。「一八そば」という夜泣き屋台の老人が、素人女たちを使って川船で客をとらせているらしい。どうやら女衒組織にかかわり合いがあるのではないかと……。