あらすじ

「ごめんなすって」「待ちな! おらぁ、八丁堀の坂根傘次郎だ。おめえの名は?」「肩車の才蔵と申しやす」。―――捕物日本一の八丁堀の同心・傘次郎と手下となる才蔵との出会い。そして背中に河童の刺青をした女房の新子とは!? 感動の捕物時代劇!!
畳捕り傘次郎 1巻

「ごめんなすって」「待ちな! おらぁ、八丁堀の坂根傘次郎だ。おめえの名は?」「肩車の才蔵と申しやす」。―――捕物日本一の八丁堀の同心・傘次郎と手下となる才蔵との出会い。そして背中に河童の刺青をした女房の新子とは!? 感動の捕物時代劇!!

畳捕り傘次郎 2巻

「え~、夜泣きは二八 二八の夜泣きそばぁ~ 二八で十六、十六娘 いまが食べごろ十六文」―――いつものように夜鷹たちに聞き込みをしていた才蔵は、妙に引っかかるような話を聞く。「一八そば」という夜泣き屋台の老人が、素人女たちを使って川船で客をとらせているらしい。どうやら女衒組織にかかわり合いがあるのではないかと……。

畳捕り傘次郎 3巻

石町のかぶと屋の若夫婦が根津権現へ出かけている間に、押し込み殺しが入り、子供の松吉がさらわれた! 不思議なことに店にある鯉幟(こいのぼり)もなくなっていた。どうやらこの店の内所を知った奴が怪しい…。才蔵が発見した裏木戸の矢来にかぶせてあったカブトに身代金の書き込みがあった……。夫婦十手者痛快捕物時代劇、堂々の完結!