あらすじVS.ユーツ編、いよいよ佳境! 繰り出される技の数々に翻弄されるレイギス。そして、明かされる母・オウルとの因縁…。すべての事件の背景で暗躍する二―ヴァンとその側近、メイディはレイギス排除に向けて新たな行動に出る。国を、家族を、友達を守るために…レイギスに、大きな決断の時が迫る!
脳筋王子とあるので、どんなパワー系王子が主人公かと思ったら、常識がない以外は非常にまっとうで、すばらしい性格の人物だった。 王子の教育係がすばらしい教育をしてきたんだろう。 王子へのステ振り間違えたとあったけど、間違えただけならあんなに強くてかたくはならないから、元々の素質も良かったんだろう。 王子は、ものすごく自信持ちというあたりが「ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである」の王妃に似ている。 あちらは王妃が王妃としてとても王妃らしく、エレガントな生活をしているんだけど、こちらは王子とバレないように庶民生活をするという縛りがある。 この縛りをものともせず、そして、こそこそ隠れるように生活することもなく、王子は当たり前のようにノブレス・オブリージュを果たし、当たり前のように国民へ説教をする。 よくバレないな。 でも、そこがおもしろい。 非常に軽快に、そしてにぎやかにストーリーは進むので、飽きずに読み進められる作品。 このテンションをキープして連載を続けてほしい!