悪党収集員-西園寺の流儀-
町を汚す“ゴミ”は、必ず処分する。日本一ゴミの少ない町、八百王子市で一般廃棄物収集作業員――通称“ゴミ収集員”として働く西園寺。彼には裏の顔があった。“悪党”専門の殺し屋として、ゴミ収集員の仕事とともに町の浄化に励む西園寺。しかし八百王子市では、更なる巨悪の影が動き出そうとしていた…。新進気鋭がおくるハードボイルド・バイオレンス活劇!!
町を汚す“ゴミ”は、必ず処分する。日本一ゴミの少ない町、八百王子市で一般廃棄物収集作業員――通称“ゴミ収集員”として働く西園寺。彼には裏の顔があった。“悪党”専門の殺し屋として、ゴミ収集員の仕事とともに町の浄化に励む西園寺。しかし八百王子市では、更なる巨悪の影が動き出そうとしていた…。新進気鋭がおくるハードボイルド・バイオレンス活劇!!
「ここに描かれている遠い国の少女と私たちは一緒だ。そう、私たちは差別される側。認めるのはつらいけど、事実を知れば知るほど『ぶち破ってやるぞ!』と力が湧いてくる」山内マリコ(作家)「こんな世界が情けなくてやるせないけど知らないままの方がよっぽど恥ずかしいからページをめくる手を止めない冷笑的な態度に負けたりするもんか生まれついた性別で育った場所で奪われる夢があるなんて絶対に間違ってる」宇垣美里(フリーアナウンサー)「わたしたちは結婚しないと生きていけないの?」サウジアラビアに暮らす10歳の少女サルマ。同級生の姉は、顔も見たことのない8つも年上の男性と結婚する。外ではヴェールが必要で、大好きだったサッカーはもうできない。モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本……国も宗教も文化も違う少女たちに降りかかる「女の子だから」を見つめる作品集。◎ダークでファニーな怪談御伽噺『かわいそうなミーナ』も同時発売。◎やまじえびね ビームコミックス好評既刊『レッド・シンブル』全3巻『ナイト・ワーカー』『アイム・ノット・ヒア やまじえびね作品集』『女神たちと』(共著:河井克夫他)◎コミックビーム 公式ツイッター@COMIC_BEAM
「神様、神様、学校を燃やしてください。それが無理なら……」学校と体育が死ぬほど嫌いだったすべてのみんなたちへ贈る小骨トモ初めての単行本。「神様お願い」「藤田の生首」「アブラゼミ」「スモウちゃんにさようなら」「ファーストアルバム」を収録。押見修造、ゴトウユキコ推薦作品。「落ち着く。とにかく落ち着く。エロスと不安にまみれた小骨さんの漫画を読むと、魂の故郷が共通しているのではと思うほど懐かしく、その手触りに安堵する」押見修造 「容赦のなさが清々しい、心地のいい悪夢を見てるみたい。私もこんなかっこいい漫画が描けるようになりたい。この気持ち悪さ(褒め言葉)を貫いてほしいです」ゴトウユキコ
『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』で知られる アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による早すぎる自叙伝、登場! 2001年から20年以上、ずっと注目してきた作家は、 今やグラフィック・ノヴェルの押しも押されもせぬ巨匠となった。 それなのにこの謙虚さ、慎ましさ、笑ってしまうほどの卑屈さ! 年を経ても変わらぬこの作家のエモさの正体が見えた気がした。 江口寿史(漫画家・イラストレーター) *海外漫画賞の最高峰、アイズナー賞の2部門受賞(最優秀自伝賞・最優秀装幀賞)! *A24&アリ・アスター(『ミッドサマー』監督)のプロダクションによるアニメ化決定! *初版限定:ゴムバンド付きノートブック特製仕様! 洗練されたグラフィック・ノヴェルと「ニューヨーカー」誌のカバーで知られ、代表作『サマーブロンド』『キリング・アンド・ダイング』が映画化(ジャック・オディアール監督『パリ13区』4月22日日本公開)されるなど、いまアメリカで最も活躍している漫画作家エイドリアン・トミネ。彼がいかにして数多の屈辱・災難を乗り越えてグラフィック・ノヴェリストとして名声を築いたかを、ユーモア溢れるほろ苦いタッチで描く傑作回想録が登場!
真造圭伍氏、6年振りの玉手箱的短編集!! ラブも、戦争も、宇宙人も、闘病も。恥ずかしくなるような日々に、願いを込めて。「マンガ大賞2022」第3位にも輝いた『ひらやすみ』の真造圭伍氏、6年振りの短編集!! 悪友との青春逃避行『ディパーチャー』 極限状態でのノスタルジー『居酒屋内戦争』 ボーイ・ミーツ・ギャルラブコメ『美術部の海野さんと山田くん』 ゴミ屋敷一家の崩壊と絆『清水家のすべて。』 居酒屋ドタバタ劇『いつでもフラッと飲める友達がほしいよ』 宇宙人兄弟の生活記録『トーキョーエイリアンブラザーズ【後日談】』 創作における挫折と哀愁『松本大洋になりたかったよ』 そして、『ひらやすみ』創作に至る闘病エッセイ『悪性リンパ腫で入院した時のこと』など、単行本未収録だった、全8編を収録。煌めきと挫折と希望を詰め込んだ、センチメンタルな作品集!!
二宮和也主演で映画化!奇跡の実話をコミカライズシベリア抑留中に死んだ仲間の遺書を、厳しい監視網をかい潜り、驚嘆すべき方法で日本へ持ち帰った男たちがいた。勇気と知性の物語。「ダモイ(帰国)の日は必ず来ます」元一等兵、山本幡男はシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で死と隣り合わせの日々を送りながらも希望を捨てず、仲間を励まし続けました。しかし、過酷な捕虜生活が山本の体を蝕みます。死期を悟った山本は4通の遺書を記し、日本の家族に届けるようにと遺言し、息を引き取ります。ラーゲリでは、文字を書き残すことはスパイ行為として厳禁され、帰国する時も紙一枚持ち出すことは許されませんでした。しかし、仲間たちは驚くべき方法で山本の遺書を日本へと持ち帰り、終戦から12年後に遺族のもとへと届けたのです。一体、どうやって……!?1990年に大宅賞を受賞した原作は、現在も版を重ねる傑作ノンフィクション。極寒、飢餓、重労働に屈しなかった男たちの勇気と知性の物語は、戦争を知らない世代にも感動を与え続けています。今冬には「ラーゲリより愛を込めて」として映画公開も決定。主演は「硫黄島からの手紙」の二宮和也。映画とのメディアミックスにより、より幅広い読者に届けられればと考えています。