あらすじとある一冊の絵本を手放すことにした陽太。お気に入りの絵本作家が描いたものだったがその内容が不可解すぎて 小さい頃に困惑し、今でも見るたびにもやもやしていた。偶然古本屋で居合わせた夏希が事情を知り、陽太が手放そうとするその絵本を読みたいと食いついた。解読を試みる夏希と彼の解釈にさらに迷宮を深める陽太が たどり着いた絵本が導く真の結末とはー。エピローグを含んだ第2話『時の扉 編』75ページ。