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一見地味で恋愛に無縁だった山倉泉は大学一のイケメンの後輩・鈴井亮に突然告白され驚く。亮は泉の魅力に気がついていた。鈍い泉は当初「付き合って」という亮の告白に、用事に付き合うという意味だと勘違いし「はい」と答えていた。いまさら間違えたと言うこともできず、曖昧なまま亮との関係がスタートする。そして泉の魅力に気づいた人物がもう一人、それは就職先の上司・本多美咲である。泉のポテンシャルを少しずつ引き出す本多であるが、それはただの善意ではなくある目的のためで…?
メガネの奥に美しさを秘めていた泉。「きっとあなたも、もっと自分を好きになれるわよ」という本多からの助言を受けて女性としての魅力を磨こうと意識を新たにする。泉の美意識を焚き付けた本多であるが、彼女には泉を利用してある計画を実行しようとしていた。泉は知らないうちに本多の計画に利用され… !?
泉の魅力を自分だけが知っていたい亮は彼女が地味であることを望んでいた。しかし知らない間に綺麗になっていく泉に焦りを感じ始める。一方、本田は離婚計画を実現させる第一歩として、身なりに気を使い始めた泉を自分の旦那へ差し向けることに…。本多は野望達成のため、二階堂と共に泉美人化計画を更に加速させていく―?
彼氏である亮に化粧をダメ出しされた泉は、化粧をすることが少し億劫になっていた。踏み出せないでいる泉を本多は広告のカメラテストに起用した。胸や脚を露出する衣装は泉の魅力を存分に引き出し、予想以上の出来だった。そんな泉の写真を本多はわざと夫の目に付く場所に置いた。果たして夫の反応は…?
本多から出版パーティーに呼び出された泉は華やかなドレスを着て会場であるホテルへ向かっていた。そんな泉と出くわした亮は想像以上の可愛いさに動揺し、ついそっけなくしてしまう。その頃、本田は夫・進ノ介を罠に嵌めるため、着々と準備を進めていた。出版パーティーは順調に進み、終盤に差し掛かった時、泉は二階堂から花束を取りに行くよう部屋番号を指示される。言われるがまま部屋に向かうと、なんと進ノ介がバスローブ姿で部屋から出てきて…?!
夫へ不倫の嫌疑をかけることに成功した本多は不倫相手とともに勝利の美酒に酔いしれていた…。その頃、ドレスアップした泉をホテルで目撃した亮は焦っていた。泉に他の男の影がちらつく。これまで彼女の魅力に気が付いていたのは自分だけだったのに…。それぞれの物語はクライマックスを迎える!?
