あらすじ

いよいよ始まる「魔女の夜」。町に隙間なく灯されたランタンが、神秘的な空間を作り出していた。愉快な音楽に乗せられて、踊り始める人々。ドロシーはティルに踊りに誘われる。「こんな格好じゃ踊れない」と断ろうとするが、そんなドロシーに、ティルはある魔法をプレゼントして…
孤独な魔女と恋の夜明け 1巻

通称「魔女の町」と呼ばれる辺境の地に住む女性、ドロシー・マイカーは孤独な日々を過ごしていた。両親も、友人もいない上、彼女は半端者として町の住人から虐げられていた。夕暮れ時、森で木の実を採るよう言いつけられたドロシー。夜の森に入るのは嫌だと思いながらも拒否できない彼女は、急いで仕事を終わらせようとする。そんな彼女の前に現れたのは、月光に照らされたイケメン。年下らしくいたずらっ子な面をもちながらも、ミステリアスな雰囲気をまとう彼は、ドロシーの家に泊まると言い出して…!?

孤独な魔女と恋の夜明け 2巻

朝、目覚めたドロシーの前には昨夜から泊っている年下男子ティル・ヴァーレンハイトがドアップで現れて …?朝のハプニングから気持ちを切り替えて、祭りに向けた準備をこなすドロシー。彼女は今日もあらゆる雑用を押し付けられていた。彼女の様子を見ていたティルは、ドロシーに対する町の住人たちの行動に違和感を抱き、助けに入る。そんなティルに同じく助けに入ってくれたのはまさかの人物でー…。

孤独な魔女と恋の夜明け 3巻

町長の娘・ビアンカによって講堂に閉じ込められてしまったドロシーは、過去のトラウマがフラッシュバックしパニックに陥っていた。その頃、ドロシー宅に着いたティルはドロシーが帰っていないことに気がつき町中を探し回る。その途中ビアンカに会うも、ドロシーに関して有益な情報がないと分かるとすぐに彼女の前から立ち去ろうとする。ティルを引き止めたくて腕にすがりつくビアンカ。彼女に冷たい視線を送ったティルだったが、一変してビアンカの肩を掴み寄せて…?

孤独な魔女と恋の夜明け 4巻

ドロシーにしか見えていなかった“アレ”が、ティルにも見えていることが判明し、安堵するドロシー。“アレ”の正体は妖精。過去に死にかけた経験を持つ人間に見えるようになると聞き、自分が変だった訳ではないこと、両親のせいではないことが分かり安心して泣き崩れてしまう。泣き崩れたドロシーを引き寄せるティルは、優しさとなぜか苦しみが混じった目をしていて…。

孤独な魔女と恋の夜明け 5巻

いよいよ始まる「魔女の夜」。町に隙間なく灯されたランタンが、神秘的な空間を作り出していた。愉快な音楽に乗せられて、踊り始める人々。ドロシーはティルに踊りに誘われる。「こんな格好じゃ踊れない」と断ろうとするが、そんなドロシーに、ティルはある魔法をプレゼントして…

孤独な魔女と恋の夜明け 6巻

ティルに旅への同行を断られてしまったドロシーは、飲み物を買いに行ってしまったティルの戻りを待っていた。断られたことにやっぱりという気持ちはあるものの、どうしても心の中で消化しきれない気持ちが残っていた。そんなドロシーの目の前に、以前出会った小人の妖精が現れる。何か伝えたいらしいが、全然理解できない。すると妖精は、強い力でドロシーを引っ張って連れて行ってしまう。果たして、連れていかれた先に待つモノとは…!?