あらすじ初診料五十両の江戸で評判の女医と、わずか「一服十八文」の長田徳本(ながたとくほん)が、酒毒患者の治療で対決することになった。どちらも名医。治療の成果から見えてくる、徳本の医療とは!?一方、徳本が養育する孤児・おみのは思春期を迎え、ますます情婦のお鷹に嫉妬する……。実在した伝説の医聖が、江戸時代の医療を通して現代の医療と社会的病巣までも斬る!石ノ森章太郎の医療モノ人情時代劇、ついに最終巻!!