伊吹次元流根絶を目論む西木戸流五拳聖の一人にしてテンマの兄である烏丸テルヤは、あろうことか伊吹流へ入門したテンマを手にかける。仲間を傷つけられたゲンとレンはテルヤとの決闘に臨む。琉球空手発祥の「最強の盾」・三戦の使い手であるテルヤ相手に、ゲンがレンから授かった伊吹流に伝わる「最強の矛」・鬼弦拳は通用するか…!? さらに西木戸流総裁が残りの五拳聖を引き連れ、それぞれの流派を賭けた総力戦へと発展する。圧倒的戦力差の相手にゲンはかつてない脳内誤作動を起こしてしまうのだが、果たして伊吹流の3人は己の空手を守り切ることはできるのか…!? 完結第3巻、新生伊吹次元流の真髄ここにあり!!