あらすじデザイン専門学校に入学した森谷みのりは、2人の学生、藤岡 猛と鹿上透真に出会い、天才肌の藤岡に恋をする。一方で鹿上はみのりを、藤岡は男友達を好きに。叶わぬ恋に苦しみながら時に傷つけ、身を寄せ合う未熟な3人。回り始めたトライアングル。みのりが手に持つ運命の林檎はどのような形で、誰に、託されるのか――? 「楽園」の答えが見つかる最終巻。
読み始めから、みるみる引き込まれた。 みのりと猛と透真3角関係で恋愛が主かと思いきや、そうでもない。 学生ならではの迷い、苦しみ、悩み、ぶつかり合いながら分かち合う仲間になっていく。 もちろん、誰に惹かれてとかはあるんだけど、それ以上のものが詰め込まれていて、すごく中身のある素敵な青春物語でした。 自分、こんなに色々と考えて人のこと思いやって学生時代送ってたかな。 学生時代の仲間って、永遠の仲間にもなるんですね、感動した。