高校卒業後、母の反対を押し切り、デザイン専門学校の門を叩いた森谷みのり。創作に心を躍らせるなか出会ったのは2人の男子学生。藤岡 猛と鹿上透真だった。優しさで自身を救ってくれる鹿上。たきつけて自身を鼓舞してくれる藤岡。みのりは2人のおかげで生みの苦しみを乗り越える。と共に「心をあげたい」と願った相手は…?
高校卒業後、母の反対を押し切り、デザイン専門学校の門を叩いた森谷みのり。創作に心を躍らせるなか出会ったのは2人の男子学生。藤岡 猛と鹿上透真だった。優しさで自身を救ってくれる鹿上。たきつけて自身を鼓舞してくれる藤岡。みのりは2人のおかげで生みの苦しみを乗り越える。と共に「心をあげたい」と願った相手は…?
読み始めから、みるみる引き込まれた。 みのりと猛と透真3角関係で恋愛が主かと思いきや、そうでもない。 学生ならではの迷い、苦しみ、悩み、ぶつかり合いながら分かち合う仲間になっていく。 もちろん、誰に惹かれてとかはあるんだけど、それ以上のものが詰め込まれていて、すごく中身のある素敵な青春物語でした。 自分、こんなに色々と考えて人のこと思いやって学生時代送ってたかな。 学生時代の仲間って、永遠の仲間にもなるんですね、感動した。