あらすじ深い深い森の中に建つ学園で過ごす少女たち。彼女たちの秘密は、全員<吸血鬼>だということ。人間に気づかれることなく狩り=吸血をするため、血の絆で結ばれた“姉妹制度”が少女たちにもたらすものとは――?
この物語は吸血鬼の少女達がひっそりと暮らす学園が舞台となっており、14歳を迎えた生徒は上級生と姉妹関係を結ぶ所謂"スール制度"が存在し14歳となった主人公の【エミル・フローレンス】は悪名高い上級生の【イブ・ウィンター】と姉妹の契りを結ぼうとする所から物語は始まりますがそこから魅せる吸血鬼や学園ならではのストーリーが展開して行きますが中々に良く期待が膨らんだ作品となっておりましたね その物語ですが上級生【イブ】の過去の生い立ちや他の女生徒達との感情やバランスの行き先だけでな無く主人公含めた吸血鬼達を狩る"ヴァンパイアハンター"の存在と言った多くの要素や謎が秘められており第1巻ではそれらの表面的部分にしか触れられておらずそれらの不穏さや謎や結末がどう描かれるかが非常に気になったタイトルでもあり期待の新星"春花あや"先生の手腕が試される百合作品でもありましたので姉妹百合・吸血鬼百合が気に入っている方は是非とも購入してみてはいかがでしょうか?