あらすじ陛下が患う病の治癒と怪事件の解決のため“偽の妃”として後宮に潜入したまじない師・珠華。白焔との仲を深める一方、明薔妃との軋轢は増し、白焔の側近・墨徳の登場と呪詛の攻撃によって束の間の平穏はもろくも崩れ去った…。さらには後宮内に男を引き入れたと疑われてしまい…? 「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみがおくる、怪異と急転の後宮ファンタジー、第4巻。
まじない師が、陛下に指名され、ある目的で偽の妃として後宮入り。 なのに、陛下と夜な夜ないちゃいちゃ睦まじくしていると思った他の妃に狙われて?! 目的は果たさないといけない、狙ってきた妃はどいつだ、あとは後宮のルールと権力と、がんじがらめで心折れそう。大変だ! ものすごく端折ると、そんなお話。 「怪異と謎の後宮ファンタジー」とあるが、漫画版しか読んでいないのだけど、今のところ怪異より人間が一番怖い。 人間の感情と、人間関係というのか。 呪術で生み出した式のほうが、やりすぎることはあるけど、素直でわかりやすい。 顎木先生の原作をおわずコミカライズのみ読んでいるので、展開が楽しみ。