あらすじ

「わたしが死ぬために、その身体が欲しい。替わってくれないか?」余命半年と宣告された82歳のイトの元に、自身を宇宙人だと名乗る風変わりな少女・ヒカリが訪れ、『身体の交換』を申し出る。しかしイトは既に自分の死を受け入れていて、彼女の申し出を聞き入れようとしない。そこへ偶然現れたイトの友人である留年大学生・フウタを巻き込んで、事態は思わぬ展開へ。年齢・性別・種族を隔てた3人が織り成す少し奇妙な“日常”を描くものがたり。
ひとがたり 1巻

「わたしが死ぬために、その身体が欲しい。替わってくれないか?」余命半年と宣告された82歳のイトの元に、自身を宇宙人だと名乗る風変わりな少女・ヒカリが訪れ、『身体の交換』を申し出る。しかしイトは既に自分の死を受け入れていて、彼女の申し出を聞き入れようとしない。そこへ偶然現れたイトの友人である留年大学生・フウタを巻き込んで、事態は思わぬ展開へ。年齢・性別・種族を隔てた3人が織り成す少し奇妙な“日常”を描くものがたり。

ひとがたり 2巻

「俺は人殺しなんだから」ーーその一言を発し、フウタは過去への物思いに耽る。彼が抱え続けてきた後悔とは。一方で、フウタと入れ替わった姿のまま家出してしまったヒカリ。偶然出会った作家・ミドリコと共に過ごすうち、少しずつ心境が変化してゆく。そしてミドリコには、どうやらイトとの間に確執があるようで…。年齢・性別・種族を隔てた3人が織り成す少し奇妙な“日常”を描く物語は、穏やかに“おわり”へと向かう。入れ替わってしまった3人の心の行く先は?“人の死を想う”オフビート・ライフ・コメディ、ここに完結。