あらすじ新聞・SNS大反響!私小説「ガン闘病」記 二〇一九年三月。「大腸ガン・ステージ4」の診断を受け、抗ガン剤治療に突入した、ひねくれ漫画家・ガンプ。全身が痺れ、こわばり、涙を流す事さえ痛みを憶える日々に 始めはとまどいつつも…… やがて、小さな気付きを積み重ねていき――― これは、四十歳手前の漫画家が記す… 徒然なる“ガン闘病”の軌跡である。
前作の連載を休止するツイートはリアルタイムで見ていた。ちょうど単行本も出たばかりでノリに乗っている作家さんだと認識していたので、そのツイートにすごく驚いた記憶がある。その時の心情も作品に描かれていたけどセリフがひとつもなくて、それが本当は叫び出したいのに声が出ないような感覚をリアルに感じられてすごかった。ご自分や病気のことを俯瞰して観察されているので読みやすい。3年前のガン発覚から始まっているが今現在は漫画制作が出来るほど快復されたということだろうか。これからはサンデーうぇぶりの連載も追っていきたい。