あらすじ

宍戸岩男、42歳。いまだ独身で年老いた両親と暮らしていた。同僚・愛子に恋愛感情を抱くようになるも、彼女が複数の男性と関係を持っていることを知ってしまう。岩男は自暴自棄になり、かねて社長から聞かされていた国際結婚斡旋業者を訪問する。お見合いツアーでフィリピンに赴いた岩男。到着してすぐに三十人との見合いが始まるが、女性の扱いに慣れない岩男は混乱してしまい、三十一人目のアイリーンを前に言い放つ。「誰でも構わね、こいづでええがら結婚すっど!」――実写映画も話題となった衝撃作の合本版、第1巻。
愛しのアイリーン【合本版】 1巻

宍戸岩男、42歳。いまだ独身で年老いた両親と暮らしていた。同僚・愛子に恋愛感情を抱くようになるも、彼女が複数の男性と関係を持っていることを知ってしまう。岩男は自暴自棄になり、かねて社長から聞かされていた国際結婚斡旋業者を訪問する。お見合いツアーでフィリピンに赴いた岩男。到着してすぐに三十人との見合いが始まるが、女性の扱いに慣れない岩男は混乱してしまい、三十一人目のアイリーンを前に言い放つ。「誰でも構わね、こいづでええがら結婚すっど!」――実写映画も話題となった衝撃作の合本版、第1巻。

愛しのアイリーン【合本版】 2巻

辞書を頼りに少しずつ意志を交わしていく岩男とアイリーン。しかし岩男の母・ツルは、ふたりの結婚を許せず、アイリーンにつらく当たっていた。ある日、女衒を営んでいるという男がツルのもとを訪れる。アイリーンを強引に売り飛ばそうとする男たちに対し、岩男は……!?その後、秘密を共有したアイリーンと岩男はついに結ばれるも、岩男はだんだんと精神を蝕まれていき――。それぞれの家族、そして愛を問う傑作の合本版、完結の第2巻。