あらすじ

パッとしない大学生活を送る和久井。そんな彼の唯一の楽しみは文通だった。大学の図書館で見つけた手紙から始まった文通は、和久井の生活の中心となっていた。しかし、ある日の手紙に、文通相手が知るはずのない内容が書いてあった。和久井はその文通相手が自身の知り合いではないかと考え、自身と関わりのある3人の女子を疑い始める。だが、その3人の女子は中々に曲者ぞろいで……。
誰が文か 1巻

パッとしない大学生活を送る和久井。そんな彼の唯一の楽しみは文通だった。大学の図書館で見つけた手紙から始まった文通は、和久井の生活の中心となっていた。しかし、ある日の手紙に、文通相手が知るはずのない内容が書いてあった。和久井はその文通相手が自身の知り合いではないかと考え、自身と関わりのある3人の女子を疑い始める。だが、その3人の女子は中々に曲者ぞろいで……。

誰が文か 2巻

後輩の平岸に付きまとわれる和久井は、それをどこか嬉しがっていた。しかし、先輩のアザミにくぎを刺されることで、自身の身勝手な行いが他人を振り回していることに気がつく。和久井は文通相手を探すことを止め、3人から嫌われようと画策するが……。

誰が文か 3巻

全てを思い出した和久井は、一人自分の世界へと篭る。そんな彼に手を差し伸べる雨野。交差する思い、明かされる真実。その時彼女は何を綴るのか。一通の手紙から始まった作り話のような物語、堂々完結。