あらすじ

“不幸”はどこまでも追いかけてくる―― ヒナの奮闘により体と心を取り戻し現代に蘇ったユキ。ここから、これまでに味わうことの出来なかった“幸せ”を手にしていこう。そう思ったのも束の間。死んだことになっているユキには、戸籍も、お金も、働き口もなにもない。その生活は凄惨としか言えないものであり、ユキはだんだん自分を蘇らせたヒナに対する恨みを募らせていく―― マンガワンで連載の問題作品、ここに完結。
償い魔法少女カレンザ 1巻

いじめで死んだあの子を「取り戻せ」 年齢を偽りガールズバーで働く女子高生・ヒナ。彼女がお金を必要とする理由、それはいじめで死んだ親友を救えなかった「償い」であった。しかし026と名乗る男と出会った事をきっかけにヒナは「魔法少女」へと変身する。街に蔓延る「異界の徒」を倒す度に、死んでしまったユキの体の一部分が蘇る事を知ったヒナは希望を見いだすものの、同時に自分の体の一部が失われている事に気付き、絶望する―― 『不能犯』『虐殺ハッピーエンド』など数々のセンセーショナルな作品を生み出し続ける宮月新最新作。

償い魔法少女カレンザ 2巻

償いの連鎖は止まらない―― いじめで死んでしまった親友・ユキを取り戻すため魔法少女になったヒナ。ユキの過去を追っていくなかで彼女を死に追いやったアイラとマイという二人の元同級生へと辿り着く。ヒナはアイラとマイを魔法少女にすることで、彼女たちにも「償い」をさせようとするものの、マイが抱えている闇もまた相当なものであった――

償い魔法少女カレンザ 3巻

いじめで死んだ幼馴染みの「過去」とは―― いじめの主犯格であるマイを追い詰めたヒナ。しかしマイは最後に衝撃的な真実を話す。それは死んだユキの口癖が「私は人を殺した」だったということ。自分の知らないユキの過去を知るため、ヒナはある人物と接触する―― マンガワンで連載中の異色作、単行本最新刊2冊同時発売――!

償い魔法少女カレンザ 4巻

死んでしまった親友の凄惨な過去とは―― 「私は人を殺した」というユキの言葉の真相を知るためにヒナはユキの過去を知る人物と接触する。ヒナの知らなかったユキの凄惨な過去を知り、「自分は本当にユキの親友だったんだろうか」と自問自答するヒナ。そしていよいよ、ヒナの体のパーツが集まり、ユキがこの世に舞い戻る。果たしてこれは幸福の始まりか。それとも――… マンガワンで連載中の異色作、単行本最新刊2冊同時発売!

償い魔法少女カレンザ 5巻

“不幸”はどこまでも追いかけてくる―― ヒナの奮闘により体と心を取り戻し現代に蘇ったユキ。ここから、これまでに味わうことの出来なかった“幸せ”を手にしていこう。そう思ったのも束の間。死んだことになっているユキには、戸籍も、お金も、働き口もなにもない。その生活は凄惨としか言えないものであり、ユキはだんだん自分を蘇らせたヒナに対する恨みを募らせていく―― マンガワンで連載の問題作品、ここに完結。