「実力不足だからパーティを抜けろ」 勇者パーティに所属しているオルンは、ある日突然リーダーからそう告げられた。さらに他の仲間からは「器用貧乏」と罵倒を受ける。失意のオルンは、ソロでの活動を開始した。しかしその胸には、究極の「器用貧乏」―― “万能者”になる野心が秘められていた。
勇者パーティを追い出されたオルンは、有力クラン≪夜天の銀兎≫の勧誘を受け、教導探索に参加する。しかし、担当の第十班のメンバーは問題児ぞろい。そこに、不名誉な追放の事情も暴露されてしまい‥!? オルンが「万能者」へと至る道は、まだまだ遠い。
オルンを追い出した勇者パーティは 新メンバー・フィリーと共に迷宮深層の探索を再開した。しかし原因不明の不調によって苦戦を余儀なくされる一行。それだけではなく、恐るべき強敵が行く手を阻む…! オルンの真価に、勇者パーティは気づくのが遅すぎた!
教導探索の最終日、オルンたちの前に“それ”は現れた。92層のボス、黒竜。勇者パーティを蹂躙した戦闘力をもって、今度は若手探索者を餌食にしようとしていた…!! オルンは圧倒的不利な状況の中、単身立ち向かう!
オルンは、強敵・黒竜を単身で撃破する。ダンジョンの外へと強制送還された彼の前に、勇者パーティの一同が姿を現す。苦楽を共にしたはずの、かつての仲間たちと再会し、オルンは…!? そしてオルンは、己の気持ちに従い、進むべき道に一歩踏み出す。
ルンは、過去の苦い記憶を振り切り、《夜天の銀兎》に加入した。そして、セルマが率いる第一部隊に所属する。新しい仲間たちとの出会い、新たな探索への準備をするオルン。だが、彼の持つ「竜殺し」の異名に引き寄せられるように、新たなる災厄も出現しつつあった……!
《夜天の銀兎》の第一部隊に所属したオルンは、メンバーと連携確認を行った。皆の高い実力に驚きつつも、自分の能力を発揮し活躍するオルン。だが、その夜の歓迎会の席にて、予想だにしないハプニングが起きたのであった…!?
《夜天の銀兎》の幹部となったオルンは、次世代の若手の教導を受け持つことになった。ソフィア、ローガン、そしてキャロラインに 探索者に必要な知識や心構えを教えるオルン。だが、キャロラインの心には、未だ癒やせぬ傷があることを 知るのであった……!
勇者パーティのオリヴァーは、スポンサーであるフォーガス侯爵に叱責される。そして、オルンを完膚なきまで叩きのめすように指令を受けるのであった。一方、オルンは大迷宮攻略のために、第一部隊の仲間たちと準備を進めていた。そこに、犯罪組織《アムンツァース》の噂が入ったのだが…!
オルンは≪夜天の銀兎≫の第一部隊の面々と、彼らの悲願である「黒竜討伐」へと挑む。予想以上の実力を発揮し、黒竜はオルンたちを苦しめる。しかし、セルマたち第一部隊は一丸となって、抗戦をするのであった。そして、オルンの新魔術【魔剣合一】が炸裂した……!!
ソフィアたちは、オルンの力を借りずに迷宮の攻略をすることになった。成長著しい彼女らだったが、予想外の事態が勃発。正体不明の一団の襲撃を受けたのだ! 愛弟子たちのピンチに、オルンは……!?
ソフィーたちを攻撃した襲撃者に対しオルンは怒りを炸裂させる…! しかし、敵のリーダーはオルンの一撃を難なくいなし、さらに恐るべき反撃を繰り出してきた……! しかし両者の戦いは、思いもかけぬ形で決着がつく。そして……!?
いわゆる、勇者パーティーに追放されたけど、実はすごいスキルの持ち主だった的なお話。 元々は、剣を使うアタッカーだった主人公。 勇者パーティーでの構成を考えて付与術師という支援系のジョブにコンバートしたが、能力があまり認められず追放されるという流れ。 剣も魔法もそこそここなせる器用貧乏的な立ち位置で、何か特化していないことが扱いにくく、途中からのジョブチェンジによる能力も微妙だったとか、そういう感じ。 ソロで活動していると冒険者の教育役の依頼を受け、そこから冒険者のギルド的な組織との派閥争いなども展開されて、持ち前の能力で立ち回っていく。 最初のほうに色々伏線があって、気になりながらも、ストーリーがわかりやすくすすむのが個人的によかったです。 これ系の話って、世界観の話とか、冒頭にごちゃごちゃしがちなので、そういうのもなくスンナリ読めたのがよかった。 キャラも可愛いし、バトルも意外とアツイ。 大きなくくりでは、ゲームの世界に類似した異世界ものですが、バトル・ラブコメ的なものとしても楽しめる作品だと思います。
主人公は器用貧乏な付与術師で、勇者パーティを追放されたけど、他の付与術師よりも高度なスキルを使ってたから実は強かった的な、最近よく見る追放されたけど新しい所ですごく強く活躍します系 異世界ファンタジー物としては特段面白いわけではないが、可もなく不可もなくな所が逆に良いのかなと イラストは可愛らしい感じで、バトルも結構しっかりしてるので、毎週ちょろちょろと読むにはもってこいな感じ 追放系って最初の方は盛り上がるけど、後半になるにつれて盛り下がってくのが難点だけど、これは一貫して安定してるのは高ポイント
いわゆる、勇者パーティーに追放されたけど、実はすごいスキルの持ち主だった的なお話。 元々は、剣を使うアタッカーだった主人公。 勇者パーティーでの構成を考えて付与術師という支援系のジョブにコンバートしたが、能力があまり認められず追放されるという流れ。 剣も魔法もそこそここなせる器用貧乏的な立ち位置で、何か特化していないことが扱いにくく、途中からのジョブチェンジによる能力も微妙だったとか、そういう感じ。 ソロで活動していると冒険者の教育役の依頼を受け、そこから冒険者のギルド的な組織との派閥争いなども展開されて、持ち前の能力で立ち回っていく。 最初のほうに色々伏線があって、気になりながらも、ストーリーがわかりやすくすすむのが個人的によかったです。 これ系の話って、世界観の話とか、冒頭にごちゃごちゃしがちなので、そういうのもなくスンナリ読めたのがよかった。 キャラも可愛いし、バトルも意外とアツイ。 大きなくくりでは、ゲームの世界に類似した異世界ものですが、バトル・ラブコメ的なものとしても楽しめる作品だと思います。