あらすじ

《夜天の銀兎》の第一部隊に所属したオルンは、メンバーと連携確認を行った。皆の高い実力に驚きつつも、自分の能力を発揮し活躍するオルン。だが、その夜の歓迎会の席にて、予想だにしないハプニングが起きたのであった…!?
勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~(1)【電子限定描きおろしペーパー付き】

「実力不足だからパーティを抜けろ」 勇者パーティに所属しているオルンは、ある日突然リーダーからそう告げられた。さらに他の仲間からは「器用貧乏」と罵倒を受ける。失意のオルンは、ソロでの活動を開始した。しかしその胸には、究極の「器用貧乏」―― “万能者”になる野心が秘められていた。

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~(2)【電子限定描きおろしペーパー付き】

勇者パーティを追い出されたオルンは、有力クラン≪夜天の銀兎≫の勧誘を受け、教導探索に参加する。しかし、担当の第十班のメンバーは問題児ぞろい。そこに、不名誉な追放の事情も暴露されてしまい‥!? オルンが「万能者」へと至る道は、まだまだ遠い。

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~(3)【電子限定描きおろしペーパー付き】

オルンを追い出した勇者パーティは 新メンバー・フィリーと共に迷宮深層の探索を再開した。しかし原因不明の不調によって苦戦を余儀なくされる一行。それだけではなく、恐るべき強敵が行く手を阻む…! オルンの真価に、勇者パーティは気づくのが遅すぎた!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~(4)【電子限定描きおろしペーパー付き】

教導探索の最終日、オルンたちの前に“それ”は現れた。92層のボス、黒竜。勇者パーティを蹂躙した戦闘力をもって、今度は若手探索者を餌食にしようとしていた…!! オルンは圧倒的不利な状況の中、単身立ち向かう!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 5巻

オルンは、強敵・黒竜を単身で撃破する。ダンジョンの外へと強制送還された彼の前に、勇者パーティの一同が姿を現す。苦楽を共にしたはずの、かつての仲間たちと再会し、オルンは…!? そしてオルンは、己の気持ちに従い、進むべき道に一歩踏み出す。

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 6巻

ルンは、過去の苦い記憶を振り切り、《夜天の銀兎》に加入した。そして、セルマが率いる第一部隊に所属する。新しい仲間たちとの出会い、新たな探索への準備をするオルン。だが、彼の持つ「竜殺し」の異名に引き寄せられるように、新たなる災厄も出現しつつあった……!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 7巻

《夜天の銀兎》の第一部隊に所属したオルンは、メンバーと連携確認を行った。皆の高い実力に驚きつつも、自分の能力を発揮し活躍するオルン。だが、その夜の歓迎会の席にて、予想だにしないハプニングが起きたのであった…!?

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 8巻

《夜天の銀兎》の幹部となったオルンは、次世代の若手の教導を受け持つことになった。ソフィア、ローガン、そしてキャロラインに 探索者に必要な知識や心構えを教えるオルン。だが、キャロラインの心には、未だ癒やせぬ傷があることを 知るのであった……!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 9巻

勇者パーティのオリヴァーは、スポンサーであるフォーガス侯爵に叱責される。そして、オルンを完膚なきまで叩きのめすように指令を受けるのであった。一方、オルンは大迷宮攻略のために、第一部隊の仲間たちと準備を進めていた。そこに、犯罪組織《アムンツァース》の噂が入ったのだが…!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 10巻

オルンは≪夜天の銀兎≫の第一部隊の面々と、彼らの悲願である「黒竜討伐」へと挑む。予想以上の実力を発揮し、黒竜はオルンたちを苦しめる。しかし、セルマたち第一部隊は一丸となって、抗戦をするのであった。そして、オルンの新魔術【魔剣合一】が炸裂した……!!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 11巻

ソフィアたちは、オルンの力を借りずに迷宮の攻略をすることになった。成長著しい彼女らだったが、予想外の事態が勃発。正体不明の一団の襲撃を受けたのだ! 愛弟子たちのピンチに、オルンは……!?

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 12巻

ソフィーたちを攻撃した襲撃者に対しオルンは怒りを炸裂させる…! しかし、敵のリーダーはオルンの一撃を難なくいなし、さらに恐るべき反撃を繰り出してきた……! しかし両者の戦いは、思いもかけぬ形で決着がつく。そして……!?

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ 13巻

感謝祭の開催が迫る中、オルンは武術大会に向けて鍛錬に励んでいた。しかしその頃、勇者パーティ所属の付与術士フィリーが暗躍していた。そして、剣姫ことフウカがオルンの前に現れるのであったが……!!

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~

追放された不遇主人公が最強になるまでの話

勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~ よねぞう
六文銭
六文銭

いわゆる、勇者パーティーに追放されたけど、実はすごいスキルの持ち主だった的なお話。 元々は、剣を使うアタッカーだった主人公。 勇者パーティーでの構成を考えて付与術師という支援系のジョブにコンバートしたが、能力があまり認められず追放されるという流れ。 剣も魔法もそこそここなせる器用貧乏的な立ち位置で、何か特化していないことが扱いにくく、途中からのジョブチェンジによる能力も微妙だったとか、そういう感じ。 ソロで活動していると冒険者の教育役の依頼を受け、そこから冒険者のギルド的な組織との派閥争いなども展開されて、持ち前の能力で立ち回っていく。 最初のほうに色々伏線があって、気になりながらも、ストーリーがわかりやすくすすむのが個人的によかったです。 これ系の話って、世界観の話とか、冒頭にごちゃごちゃしがちなので、そういうのもなくスンナリ読めたのがよかった。 キャラも可愛いし、バトルも意外とアツイ。 大きなくくりでは、ゲームの世界に類似した異世界ものですが、バトル・ラブコメ的なものとしても楽しめる作品だと思います。