“いっちょまえの女神”を目指し、修行を続けるリーチェ。そんなある日、彼女は人間には姿が見えないはずの女神を見ることのできる青年・宮本天地と出会う。最初は天地のことをいぶかしんでいたリーチェだったが、「きみを見ても身近でおかしな感じがしない」と打ち明ける天地に、次第に惹かれていく。クリスマスを共に過ごし、お互い気軽に声をかけ合う関係になるが……。月日が流れ、アレクシスが地上での勤めを終え天界に帰ったころ、リーチェもまた天界の神様より命じられた使命達成まであと1人と迫っていた。山桜桃の優しさのつまった『いっちょまえANGEL』、感動の完結編。