陸兎宮を騒がせた悪霊事件―― その正体が“僵尸(キョンシー)”と呼ばれる妖魔であることを見抜いた小恋は、見事事件を解決へ導いた。一連の妖魔騒ぎが皇后の地位争いに起因し、妃の誰かが関わっていると踏んだ小恋は、皇帝にとある協力を仰ぐ。それはなんと自身が皇帝に寵愛される側室となり、妃たちを挑発する“おとり作戦”だった! 危険な作戦に単身挑もうとする小恋だったが、爆雷や楓花妃、烏風から心強い支えを得て―― 「後宮での私は、もう一人じゃない」 大切な人たちを守るため、黒幕に迫る! 山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし怪事件までも解決していく後宮譚、第四幕!