あらすじ

皇帝の側室に偽装する“おとり作戦”を決行し、妖魔騒動の犯人――珊瑚妃を追いつめた小恋。しかし、真の黒幕は皇帝を暗殺し国家転覆を目論む組織《清浄ノ時》であった。後宮に平穏を取り戻すため、激闘を繰り広げるも、妖魔を憑依させ異端の能力を使う《邪法士》を前に皇帝が負傷、仲間たちも毒牙に倒れてしまう。絶体絶命の中、小恋は全身全霊を懸けて妖力を感知する《退魔術》の神髄に到達。すると、彼女の髪が白銀色に輝きはじめ……!? 「見つけた…私の中に眠る、皆を救う力を」 戦いの決着、そして明かされる衝撃の真実。山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし、怪事件までも解決していく後宮譚、最終幕!
後宮の雑用姫(1)(ガルドコミックス)

両親に先立たれ、ひとり山で暮らす少女・小恋。彼女の運命は、山で窮地に陥っていた役人を救い出したことで一変する――。「外の世界を見たくはないか?」 なんと“後宮の宮女”として働き始めることに! 華やかな宮廷生活が始まる……と思いきや赴任初日に怪しげな気配を纏わせた第一妃を平手で張り倒してしまい……!? 「あなた“妖魔”でしょ?」 これは「雑用姫」と蔑まれた少女が山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし怪事件までも次々に解決していく後宮譚!

後宮の雑用姫(2)(ガルドコミックス)

山暮らしから一転、後宮にやってきた小恋は、月光妃への蛮行の代償として下女に降格されるも、《退魔士》の才能を見込まれ留め置かれた。衛兵の狼爆雷と共に、炎牛宮で頻発していた宮女不審死事件を追い、見事犯人である妖魔の確保に成功する! この活躍で炎牛宮の金華妃から目を掛けられ、宮中で一目置かれるようになった小恋。そして、美しい男性が彼女の前に現れ―― 「小恋、楓花妃を助けてやってほしい」 皇帝から「雑用姫」に直々の依頼!? 山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし怪事件までも解決していく後宮譚、第二幕!

後宮の雑用姫(3)(ガルドコミックス)

皇帝から依頼を受け、陸兎宮を訪れた小恋は、頑なに食事を拒否していた楓花妃の説得に成功。荒れ果てた陸兎宮を再建するため修繕作業を行い、徐々に活気を取り戻し始めた。そんな中、宮女が“悪霊”に襲われる事件が起きる。正体を探るべく爆雷と調査を進めるも、《退魔機関》を名乗る怪しげな集団とどちらが先に事件を解決できるか勝負することに。勝負を見守り、小恋の実力に強く感銘を受けた《退魔士》の青年・烏風は―― 「私は君に恋をしてしまったみたいだよ」 小恋に対し、まさかの愛の告白!? 山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし怪事件までも解決していく後宮譚、第三幕!

後宮の雑用姫(4)(ガルドコミックス)

陸兎宮を騒がせた悪霊事件―― その正体が“僵尸(キョンシー)”と呼ばれる妖魔であることを見抜いた小恋は、見事事件を解決へ導いた。一連の妖魔騒ぎが皇后の地位争いに起因し、妃の誰かが関わっていると踏んだ小恋は、皇帝にとある協力を仰ぐ。それはなんと自身が皇帝に寵愛される側室となり、妃たちを挑発する“おとり作戦”だった! 危険な作戦に単身挑もうとする小恋だったが、爆雷や楓花妃、烏風から心強い支えを得て―― 「後宮での私は、もう一人じゃない」 大切な人たちを守るため、黒幕に迫る! 山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし怪事件までも解決していく後宮譚、第四幕!

後宮の雑用姫(5)(ガルドコミックス)

皇帝の側室に偽装する“おとり作戦”を決行し、妖魔騒動の犯人――珊瑚妃を追いつめた小恋。しかし、真の黒幕は皇帝を暗殺し国家転覆を目論む組織《清浄ノ時》であった。後宮に平穏を取り戻すため、激闘を繰り広げるも、妖魔を憑依させ異端の能力を使う《邪法士》を前に皇帝が負傷、仲間たちも毒牙に倒れてしまう。絶体絶命の中、小恋は全身全霊を懸けて妖力を感知する《退魔術》の神髄に到達。すると、彼女の髪が白銀色に輝きはじめ……!? 「見つけた…私の中に眠る、皆を救う力を」 戦いの決着、そして明かされる衝撃の真実。山育ちで磨いた能力と知恵で家事をこなし、怪事件までも解決していく後宮譚、最終幕!