あらすじ

白熱のクロスゲーム!!マウンドで飛び散る汗と涙。勝敗を分けるものとは……?秘術“月の輪落し”はきまるか!?『涙の黒帯』完結編!剣ヶ丘高校との練習試合に敗れたが、野球には勝った名雄高校。それまでチーム内の確執でバラバラだったチームワークが、卑怯な剣ヶ丘高校のプレーを前に一致団結したことで、勝利以上に大切なものを手に入れたのだ。そして来たる全国高校野球選手権地区予選―-。名実共にエースとなったジュンは、甲子園に出場してまだ見ぬ父に自分の姿を知らしめるために奮闘するが、次々と新しい強敵が立ち塞がる。かつてジュンにアドバイスをした怪バッター 二階堂竜もその一人で、彼との奇妙な因縁は、ジュンを動揺させるのだった……。初出『ガッツジュン』「週刊少年チャンピオン」秋田書店 1971年32号~72年3・4号『涙の黒帯』「冒険王」秋田書店 1974年夏休み増刊号
ガッツジュン 【上】

プレイボール!!甲子園を目指す球児たちの熱闘の幕が上がる!名門 名雄高校野球部に破天荒な新入部員が入ってきた! 中学野球で活躍した剛速球投手 沢村純、通称ガッツジュンだ。持ち前のガッツでジュンはエースの座を手にしたと思いきや、そこには大きな落とし穴が!?1971年に「少年チャンピオン」で連載された本作は、正統派スポ根漫画・青春漫画の両面の流れを持つ。加えて漫画連載と同時にテレビドラマ化され、人気を博していた。原作の神保史郎は『サインはV』の原作者でもあり、スポ根ブームの立役者である。神保・小畑コンビは、本作の前年に『赤いファイター』、同年に『男のマウンド』などのスポーツ作品で組んでおり、両者のスポ根漫画との相性は抜群だ。またこの作品以降、小畑しゅんじは数々の青春漫画を手がけていく。同時収録初単行本化作品 『涙の黒帯』を収録初出『ガッツジュン』「週刊少年チャンピオン」秋田書店 1971年10号~32号『涙の黒帯』「冒険王」秋田書店 1974年夏休み増刊号

ガッツジュン 【下】

白熱のクロスゲーム!!マウンドで飛び散る汗と涙。勝敗を分けるものとは……?秘術“月の輪落し”はきまるか!?『涙の黒帯』完結編!剣ヶ丘高校との練習試合に敗れたが、野球には勝った名雄高校。それまでチーム内の確執でバラバラだったチームワークが、卑怯な剣ヶ丘高校のプレーを前に一致団結したことで、勝利以上に大切なものを手に入れたのだ。そして来たる全国高校野球選手権地区予選―-。名実共にエースとなったジュンは、甲子園に出場してまだ見ぬ父に自分の姿を知らしめるために奮闘するが、次々と新しい強敵が立ち塞がる。かつてジュンにアドバイスをした怪バッター 二階堂竜もその一人で、彼との奇妙な因縁は、ジュンを動揺させるのだった……。初出『ガッツジュン』「週刊少年チャンピオン」秋田書店 1971年32号~72年3・4号『涙の黒帯』「冒険王」秋田書店 1974年夏休み増刊号